細菌やウイルスなどの微生物が原因で起こる病気にかからないよう身体を守ってくれるのが免疫システムで病原菌やウイルスなどの微生物が免疫システムをすりぬけて感染してしまった時にも、最終的には免疫システムの力によって、身体を健康な状態に戻していく。
そのほかにも免疫システムは、日本人の死亡原因の第一位である「がん」から身体を守るという、大切な役割も果たしている。
私たちの体内では、健康な人でも日々健康な細胞が「がん化」していると言われている。それでもがんにならないのは、免疫システムが、がん化した細胞を発見して排除しているから。
もし免疫システムがなければ、私たちがこの世界で生きていくことは難しい。それほど重要な仕組みなのだ。
「免疫力」とは、この免疫システムがもっている力のことです。